スペシャルサポーターメッセージ

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ルーラー山口 (プロ麻雀士)
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患者のためにまた立ち上がったノブさんはすごい。

「ノブさん。私がやっているチャリティー麻雀大会をのぞきに来ないか。今度、都内の雀荘で開くのだけれど」。2013年、ノブ・ハヤシ選手が骨髄移植を経てトレーニングを再開し、白血病患者の支援を考え始めていたころ、私は彼を自分が主催する麻雀大会に誘いました。

愛好家ならだれでも参加できる大会ですが、お金を一切かけません。毎年、趣旨に賛同してくれるプロ雀士も大勢参加してもらっています。おかげで、例年、100人近い愛好家が集まってくれます。

いつも終了後にチャリティーオークションを開きます。麻雀プロや著名人から寄せられたグッズを競りにかけ、集まった募金とあわせて全国骨髄バンク推進連絡協議会に寄付しています。

私がノブさんを大会に誘ったのは、郷里が同じで元白血病患者同志という境遇以外に、彼がリングで闘う姿が目に焼き付いていたからです。特にあのアンディ・フグ戦。「やられてもやられても前に出る。この男はすごい」と感動しました。

それでノブさんに「大会の参加者に、鍛え上げた格闘家でもかかる恐ろしい病気だが、骨髄移植と病気に負けない精神があれば、必ず光が差すということを伝えてもらいたい」と頼んだのです。

彼は麻雀をやりませんが、チャリティーにも興味を持ち、足を運んでくれました。休憩時間、ノブさんにマイクを渡し、病気克服までの苦悩、姉や医師、看護師への感謝を話してもらいました。

会場には大きな拍手が起きました。彼は「自分の体験を話すことが苦しんでいる人の支援につながるんだ」と知ったようです。私も大変ありがたかったです。

この年以来、ノブさんは毎年のように大会に来てくれました。大谷貴子さん(全国骨髄バンク推進連絡協議会顧問)とも知り合いました。

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2019年大会で募金箱を手にするルーラー山口さん

今回、大谷さんのライフワークであるAYA世代の白血病患者の妊娠支援の一助になるべく、ノブさんがキャプテンとなり、「どりサポ」で「こうのとりマリーン基金」のための寄付集めをすると聞きました。

私も大谷さんを尊敬しています。旧友が大谷さんのために立ち上がったことがうれしいし、この問題をもっと広く知ってもらいたいと思う気持ちは同じです。

それで私もスペシャルサポーター就任を快諾しました。SNSなどを通じ、麻雀仲間や麻雀ファンを中心に「どりサポ」を通じた支援を呼び掛けていきます。

恒例のチャリティー麻雀の東京大会は、今年は残念ながらコロナの影響で開催を断念しました。コロナで献血やドナー登録も低調です。患者には切迫した問題です。

どうか、この記事をお読みの方も寄付や献血、ドナー登録などで、患者支援の仲間に加わってください。よろしくお願いします。

     ◇

ノブ・ハヤシさんとルーラー山口さんのストーリーは「どりサポWebメディア」でお読みください。
https://media.dorisapo.com/nobu-hayashi-marrow-donor1/

プロフィール

本名・山口明大(やまぐち・あきひろ)。1976年生まれ、徳島県出身。地方公務員のかたわら、ルーラー山口の名でプロ活動を続ける異色の雀士。2001年、白血病を発症したが、日本骨髄バンクで骨髄ドナーが見つかり、02年移植で克服。全国骨髄バンク推進連絡協議会理事。